| 女性の外陰部のかゆみ |
![]() 外陰部は常に湿った状態にあります。しかも衣服や性生活、尿、便、分泌物の刺激があるために、感染やアレルギー性の皮膚疾患にかかり易い場所です。外陰部のかゆみはいろいろな病気の症状の一つで、その原因となる病気は多数あります。 まず感染によって起こる場合のかゆみですが、これには次のようなものがあります。外陰、膣カンジダ症、トリコモナス膣炎、頑癬、疥癬、毛ジラミ症、尖圭コンジローム、小児では蟯虫症があります。なかでも一番代表的なものは、外陰と膣カンジダ症です。酒カス状のおりものがあり、かゆみが強いものです。膣坐薬と軟膏で症状は軽快します。 続いて湿疹、皮膚炎によって起こるかゆみについてお話します。まず湿疹による場合ですが、外陰皮膚の発赤、発疹があり、かゆみが強いものです。石鹸などを使用しますと症状がひどくなることがあります。安静、軟膏の使用により症状は軽快します。 次に皮膚炎、つまり外陰炎ですが、これは接触性皮膚炎を除いて全ておりものの増加によって起こります。 接触性皮膚炎は、下着類が刺激となっていることも多くあり、ともあれ原因を取り除くことが治療の第一歩となります。 その他に全身の病気、特に糖尿病があって外陰部のかゆみが強い場合があります。かゆみがあるのに原因がはっきりしない場合は、糖尿病の検査を必ず行う必要があります。 またその他に、外陰癌とその前癌状態の場合があります。見ためには初期のうちは湿疹様であることが多く、注意が必要です。 最後に、外陰部の皮膚や粘膜に原因となる変化がないのに、精神的ストレスによって強いかゆみを訴える場合もあります。 以上述べてきましたように、外陰部のかゆみの原因はいろいろありますので、早めに専門医の診断を受けられることを強くお勧めします。 |
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